BLOATED WOMAN:脹れ女、ニャルラトテップの化身
◆この胸が悪くなるようなニャルラトテップの化身は、600ポンドで7フィートの背丈がある、吐き気を催させる黄灰色の肉体を有した女性の怪物のように見えます。太く不格好な触手が、脹れ女の両肩から生えています。また小さな触手が何本も、脂肪だらけの肉の塊から生えています。ひと組の愛らしい女性の瞳がこの女神の顔を飾り、それらの下からは血の色を失った触手が伸び、揺れています。更に五つのでこぼこの顎――それぞれが、牙のたくさん生えそろった口を見せびらかしています――が、ぞっとするほど恐ろしい顔を仕上げています。この地球外の女神は、黄と黒のシルクのチュニックを纏っています。この嫌悪すべきニャルラトテップの化身は、もっぱら東洋で信仰されています。その教団は、神聖な儀式に用いる鎌によって手足を切断された者たちで構成されています。
脹れ女のチュニックのベルトには、六つの鎌と、魔力の付与された「黒き扇」が留められていて、この「黒き扇」が目の真下に掲げられると、女神は細く美しい中国人の少女に姿を変えてしまいます。「黒き扇」は全ての者の注意を脹れ女の美しく上品な瞳に引きつけ、どういうわけか、その巨体や真の忌まわしい姿を遮蔽してしまうのです。扇がどけられると、女神の完全な恐ろしさが明らかにされます。この「黒き扇」の助けにより、脹れ女は男たちを誘惑することができ、その弛んだ巨体の下敷きにして窒息させるまでの間、犠牲者たちに超自然的で堕落した悦楽を与えます。人間には、この魔力を付与された「黒き扇」を使用することはできません。
脹れ女は各ラウンド毎に、両方の腕の触手を使って攻撃することができます。これらの触手のうちひとつにでも掴まれると、犠牲者はまず最初に3D3のダメージを受けます。その後のラウンドで犠牲者は触手に握られ、涎を垂らす女神の口に咥えられます。この咥え込み――脹れ女の口づけ――は、ラウンド毎に犠牲者のINTを1D6ずつ破壊します。この喪失は永久的なものです。INTが残っている限り、犠牲者は逃れるために抵抗表上で脹れ女とSTRの勝負を試みることができます。INTが0まで減少すると、犠牲者の頭蓋骨は脹れ女の涎の垂れる唇の下で破裂し、するとこの肥満した女神は、生きている脳をペチャペチャ音を立てて喰らいます。
脹れ女は更に、攻撃に使える小さな触手の茂みを有しています。毎ラウンド、1D6本の触手が鎌による攻撃をおこないます。
脹れ女、黒き扇の女神
ダメージ・ボーナス:+3D6
STR 31 CON 44 SIZ 26 INT 86 POW 100 DEX 19 移動 12 耐久力 35
武器:腕の触手 85%、ダメージ 3D3+口づけのために押さえつける
鎌 50%、ダメージ 1D4+3+db
口づけ 押さえつけたあと自動的に成功、ダメージ INTを1D6破壊する
装甲:なし。しかしこの形態のニャルラトテップが殺害されると、身悶えする無数の触手の姿に変化し、地面に穴を開け、崩壊します。脹れ女はこの触手の破滅から1D6+2月後に、再び立ち上がります。
呪文:脹れ女は、全ての神話呪文を知っています。
正気度喪失:脹れ女を見て失う正気度ポイントは1D8/1D20です。
聖域の内では「姫」と崇められるこの神だが、外ではなんと称されているのか?
琥瑠姫 → くるひめ → 狂ひ女
無論、仮説に過ぎない。あしからず。