キャラクター紹介



back



短剣戦士  Man with Short Sword and Dagger

慎重に岩陰から偵察する。いた! すごい人数の護衛だ。いったん中へ入れば、もう脱出は不可能だ。君はさえぎる物は何もない岩の隙間にいるから、敵のどんなに小さな動きでも見逃すことはない。やがて辺りを見まわして君は気づく……もうこそこそしても無駄だ。
君の戦術でこの予期せぬ敵を倒すことができるだろうか?


Man with Short Sword

初期体力:12 身長:4 攻撃数:1

 武器はひと組みの見すぼらしい剣で、まったく防具を身にまとっていないうえ、スピードも平均よりやや高いといった程度。到底強そうなキャラクターには見えませんが、決してそんなことはありません。むしろ最も厭な相手の部類に入るかもしれません。

 短剣戦士の得意戦術は「パリー」です。敵の攻撃を長剣で受け止め、同時に短剣で突くことができるのです。つまり、実質的に「引き分け」の状態でも「勝ち」となるのです。これはとてつもないメリットと言わざるをえないでしょう。

 短剣戦士で闘うときのこつとしては、まず、よほどのことがない限り、短剣を投げないことです。投げつけたところで大きなダメージは期待できませんし、長剣一本で闘うことになると、唯一無二の長所が失われてしまいます。ですが頭部に命中する可能性もあるため、場合によっては有効な戦術のひとつと言えます。リスクも大きいですが。

 また、パリーをおこなうためには、相手の攻撃を読み、同じ高さに長剣を繰り出すということが大切です。赤と青、行動の色を相手に合わせるということです。逆にこのキャラクターと闘う場合は、決してパリーをさせてはいけません。短剣戦士のおこなえない行動を選択するように心がけましょう(くれぐれもフェイントにはご注意を)。

 短剣戦士は防御力がとても低いため、闘いは短期決戦を心がけるべきです。二、三度の打撃で決着をつけるつもりでパリーを狙いましょう。

ハウスルール

●63ページで相手の盾に刺さった短剣は、回収不可能。




LOST WORLDS
キャラクターシート
短剣戦士
身長:4  初期体力:12  攻撃数:1

 
行  動
ページ修正値(長剣/短剣)
ダ ウ ン
スイング
    
やや弱い2450+3/+1
サ イ ド
スイング
強打2864+2/+1
高い1064+1/±0
低い258+1/±0
突  き
高い3260±0/−1
低い1460±0/−1
フェイント
高い4258±0
低い1264±0
サイドスイング2260−1
突き3858±0
短  剣
投げつける3654±0
    
    
スペシャル
キック3456±0
ワイルドスイング4058+2/±0
相手の武器を落とす3058−4
武器をひろう4652−6
 
    
    
ジャンプ
跳び上がる1852−6
攻撃をかわす852−4
身をかがめる2052−5
跳びすさる1662−4
 
遠距離行動
 突撃50 +3/+2
高いスイング64 −6
低いスイング58 −6
短剣を投げつける54 ±0
突き60 −5
防御しながら接近56 ±0
攻撃をかわす52 −6
跳びのく62 −6



「橙」の行動 力強い攻撃、大振り
「赤」の行動 高い位置への攻撃
「青」の行動 低い位置への攻撃
「黄」の行動 素早い行動(おもに回避行動)
「緑」の行動 ゆるやかな行動(おもに防御/回避行動)
「白」の行動 遠距離で身を乗り出す行動
「黒」の行動 遠距離で位置を変えない行動
「茶」の行動 遠距離での防御/回避行動


36:短剣を投げつける
 効果的な攻撃方法だが、武器の一部を失うことになるので危険。スペシャルルール参照。
24:ダウンスイング(やや弱い)
 頭上から振り下ろす一撃。強打に比べてやや強さの面で劣るが、確実性がある。先端が重い武器のときに効果的。
28:サイドスイング(強打)
 最も強力なサイドスイング。条件がよくないと当たらない。斬りつけたあと、勢いあまって身体が回転してしまうことがある。斬りつける武器のときに効果的。
10:サイドスイング(高い)
 強打ほど強力ではないが、より安全で確実。斬りつけたあと、勢いあまって身体が回転してしまうことがある。斬りつける武器のときに効果的。
2:サイドスイング(低い)
 10と同様だが、足を狙う攻撃。
32:突き(高い)
 ボディに対する確実な攻撃だが、サイドスイングやその他の突きによる攻撃を受けるおそれがある。槍などの突く武器のときに効果的。
14:突き(低い)
 32と同様だが、足を狙う。頭を攻撃されるおそれがある。
42:フェイント(高い)
 上半身を攻撃すると見せかけて下半身を攻撃する。低い攻撃(青の行動など)を禁止されている場合に有効。ただし防御されるおそれがある。
12:フェイント(低い)
 下半身を攻撃すると見せかけて上半身を攻撃する。高い攻撃(赤の行動など)を禁止されている場合に有効。ただし防御されるおそれがある。
22:フェイント(サイドスイング)
 サイドスイングをすると見せかけて突きをする。突きを禁止されている場合に効果的。ただし防御されるおそれがある。
38:フェイント(突き)
 突きと見せかけてスイングをする。スイングを禁止されている場合に効果的だが、それほど強力な攻撃ではない。
34:スペシャル(キック)
 相手をノックダウンさせようとする攻撃。もし相手が攻撃してきた場合は非常に危険。
40:スペシャル(ワイルドスイング)
 狙いをつけない、死にもの狂いのスイング。攻撃を受けるおそれがある。
30:スペシャル(相手の武器を落とす)
 相手の武器を叩き落とそうとする攻撃。相手が突きやフェイントをしてきたときに効果的だが、積極的な攻撃や盾による防御に対しては効果がない。
46:スペシャル(武器をひろう)
 一度落とした武器を拾おうとする行動。もし相手が攻撃してきた場合は非常に危険。
18:ジャンプ(跳び上がる)
 低い攻撃をかわすことができが、高い攻撃に対しては効果的ではない。
8:ジャンプ(攻撃をかわす)
 サイドステップ。ダウンスイングや突きに対しては効果的だが、サイドスイングには効果がない。場合によっては相手の後ろに回り込むことができる。
20:ジャンプ(身をかがめる)
 高い攻撃に対して効果的。ただし、低い攻撃やダウンスイングには効果がない。場合によっては相手の後ろに回り込むことができる。
16:ジャンプ(跳びすさる)
 バックステップ。ダウンスイングやサイドスイングに対しては効果的だが、突きには効果がない。遠距離に移動することができる。また相手がダウンスイングやサイドスイングをしてきた場合には、相手は勢いあまって倒れたり後ろ向きになったりする。
50:遠距離(突撃)
 相手との間隔を突撃することにより縮める。このとき相手に攻撃されると非常に危険。
 遠距離のその他の行動は、近距離の場合とほぼ同じ。相手の機敏さや反応、武器、鎧などの特徴は本の中に示されている。ときには予期しない結果になることがある。
短剣
 自分の短剣を投げたあとでも、「46:武器をひろう」に成功し、「武器を再び使うことができる」というコメントが相手から告げられたら、その短剣を拾うことができる。自分の短剣は一本しかない。