キャラクター紹介



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恐竜  Cold Drake

氷が融ける音か? いや、きっと何かが落ちる音だろう。また聞こえる。待てよ。何かの声か? 侵入者だ! 霧におおわれた聖域に侵入しようとする奴がいる。あなたの財宝が狙われている。大胆不敵な騒々しい敵は栄華を求めているのだ。さあ、冷たい霧の中から立ち上がり、この招かれざる客に立ち向うのだ!
今度こそ、敵として不足のない相手だろうか?


Cold Drake

身長:6 初期体力:60 攻撃数:2 冷気抵抗:1 マジック抵抗:2

 データを見れば一目瞭然、このキャラクターは人間型との一対一用にはデザインされていません。リアルな「怪物」としての圧倒的な存在感を表現するため、そして複数の「パーティー」が協力して闘うのにほどよい強敵として作られたキャラクターなのです。

 もしも恐竜に複数で闘いを挑まなければ、強力な魔術や特殊能力にでも頼らない限り、まず間違いなく自分の大切なキャラクターが死亡してしまうことでしょう。

 この怪物と闘うには、三、四人がかりで、それぞれが異なった攻撃をおこなうことが大切です。特に、少なくともひとりは「突き」の攻撃をおこなうように心がけましょう。理由は言うまでもなく、「跳びのく」を封じ、冷気を吐かせないようにするためです。

 それがうまくいけば、他のダウンスイングやサイドスイングが効果を発揮し、じわじわと恐竜を痛みつけ、攻撃力を減らしてゆくことでしょう。チームワークさえしっかりしていれば、決して恐るべき相手ではありません。




LOST WORLDS
キャラクターシート
恐竜
身長:6  初期体力:60  攻撃数:2  冷気抵抗:1  マジック抵抗:2

 
行  動
ページ修正値
噛  む
    
がぶりと噛む2454+4
右の爪で
引っかく
    
高い1054+3
低い254+3
左の爪で
引っかく
高い3254+3
低い1454+3
条件つき
飛行攻撃
爪で引っかく(6)50+3
舞い降りる(26)50+6
尻尾を振りまわす(34)58+2
飛びかかって捕まえる(46)50±0
条件つき
地上攻撃
捕まえて噛みつく(44)54+12
噛む(48)54+3
    
スペシャル
    
ワイルドスイング4054+6
相手の武器を落とす3054±0
尻尾を振りまわす3664+5
 
    
    
ジャンプ
飛び去る1852−3
攻撃をかわす852−2
着地2052−3
跳びのく1662−2
 
遠距離行動
 飛行攻撃(50) +1
尻尾を振りまわす64 +3
尻尾を振りまわす(飛行)(58) +1
噛みつき引っかく54 +2
冷気を吐く(60)16
防御しながら接近56 ±0
攻撃をかわす52 −3
ジャンプまたは後退62 −3

※ページ数に( )のついているものは、条件つき行動。条件が整わなければ選択不能。


「橙」の行動 力強い攻撃、大振り
「赤」の行動 高い位置への攻撃
「青」の行動 低い位置への攻撃
「黄」の行動 素早い行動(おもに回避行動)
「緑」の行動 ゆるやかな行動(おもに防御/回避行動)
「白」の行動 遠距離で身を乗り出す行動
「黒」の行動 遠距離で位置を変えない行動
「茶」の行動 遠距離での防御/回避行動


24:噛む
 口を開けてがぶりと噛む。掴みかかったり、噛みついたままでいることもできる。
10:右の爪で引っかく(高い)
 爪を回す攻撃。強襲してくる相手に対しては効果的だが、低い攻撃を受けるおそれがある。
2:右の爪で引っかく(低い)
 10と同様だが、足を狙う攻撃。
32:左の爪で引っかく(高い)
 相手に爪を突き刺す攻撃。跳びのこうとする相手に対しては効果的だが、スイングや低い攻撃を受けるおそれがある。
14:左の爪で引っかく(低い)
 32と同様だが、足を狙う攻撃。
6:条件つき飛行攻撃(爪で引っかく)
 飛行しながら相手を爪で引っかこうとする攻撃。スペシャルルール参照。
26:条件つき飛行攻撃(舞い降りる)
 相手の上に舞い降りてノックダウンしようとする攻撃。スペシャルルール参照。
42:条件つき飛行攻撃(尻尾を振りまわす)
 飛行しながら尻尾で相手に打撃を与えようとする攻撃だが、逆に相手に攻撃するチャンスを与えることにもなる。スペシャルルール参照。
12:条件つき飛行攻撃(飛びかかって捕まえる)
 相手に飛びかかり、掴んだまま飛び去ろうとする攻撃。危険だが、満足できる効果が得られる。スペシャルルール参照。
44:条件つき地上攻撃(捕まえて噛みつく)
 だいたいにおいて自分には有利だが、常に相手は悲惨な結果になる。スペシャルルール参照。
48:条件つき地上攻撃(噛む)
 強力で非常に効果的な攻撃。スペシャルルール参照。
40:スペシャル(ワイルドスイング)
 狙いをつけない死にもの狂いのスイング。攻撃を受けるおそれがある。
30:スペシャル(相手の武器を落とす)
 相手の武器を叩き落とそうとする攻撃。相手が突きやフェイントをしてきたときに効果的だが、積極的な攻撃や盾による防御に対しては効果がない。
36:スペシャル(尻尾を振りまわす)
 強力な攻撃だが、相手に得点するチャンスを与えることになる。
18:ジャンプ(飛び去る)
 空中飛行をしようとする行動。
8:ジャンプ(攻撃をかわす)
 サイドステップ。ダウンスイングや突きには効果的だが、サイドスイングには効果がない。
20:ジャンプ(着地)
 着地しようとするときの行動。
16:ジャンプ(跳びのく)
 バックステップ。サイドスイングやダウンスイングの攻撃に効果的。しばしば遠距離へ移動し、冷気を吐くための準備をすることができる。
60:冷気を吐く
 冷気で相手を凍らせようとする攻撃。スペシャルルール参照。
 遠距離のその他の行動は、近距離の場合とほぼ同じ。相手の機敏さや反応、武器、鎧などの特徴は本の中に示されている。ときには予期しない結果になることがある。
飛行
 飛行する場合には、ノックダウンされるか着地するまでの間、飛び続けなければならない。遠距離のページにいた相手から「次の行動は茶のみ」と告げられた場合でも、遠距離の飛行行動を選択できるが、その場合は相手にダメージを与えることができない。
冷気
 マルチプレイで2人以上の複数の相手と闘っていて、近距離の相手に冷気を吐く攻撃をするためには、まず「16:ジャンプ(跳びのく)」を選択すること。
 冷気を吐く攻撃が成功した場合(相手から成功したことを告げられた場合。本の45ページ参照)、相手は冷凍死するので、その時点で闘いは終わる。そのキャラクターは死んだことになり、再びそのキャラクターで闘うことはできない。
マジック抵抗値
 魔術師がマジックをかけるたびに、そのマジックコストに恐竜のマジック抵抗値が加算される(魔術師はマジックを恐竜にかけるたびにそのマジックの種類とレベルに応じて必要なコストを自分のトータルマジックポイントから引かなければならない。つまり、そのコストにマジック抵抗値が加算されれば、それだけ余計にトータルマジックポイントが減るというわけである)。
冷気抵抗値
 これは、冷気による攻撃に恐竜が抵抗できる回数を表している。もし抵抗値が1なら、各ゲームの最初の冷気による攻撃にのみ抵抗でき、ダメージを受けることもない(冷気以外の攻撃に対しては抵抗できず、なんの効果もない)。
※ 成長時、体力値を増やす代わりにマジックあるいは冷気の抵抗値を増やすこともできる。増やし方は体力値と同様。
ダメージの累積
 恐竜の攻撃の威力を減らすようなコメントを相手から受け取った場合(例えば、「これ以降はこの闘いは終わるまで、左の爪でひっかく攻撃で得点してもそのスコアから1点引く」というコメント)、その指示はその闘いの間ずっと有効。
 つまり、そのようなコメントを受け取るたびに加算され、恐竜の攻撃の威力はどんどん減っていくわけとなる。
相手を連れて飛び去る
 43ページで相手を落とした場合、相手にダメージを与え(スコア10)、闘いを終わるが、ダメージ値を引いたあと相手に体力ポイントが1点でも残っているなら、経験値を得ることはできない。またマルチプレイの場合、1人の相手を空中から落としたあと、他の残っている相手との闘いに戻ることもできる。